石川税務会計事務所 機関誌「SUN・fe」より
職員一筆
不眠の日(鈴木)
立春も過ぎまして、暦の上では春ですね。少しずつ日の出が早く、日の入りが遅く、昼の時間が長くなり、太陽の暖かさに春を感じるこのごろです。そんな中、まだまだインフルエンザや様々なウィルス感染は蔓延しております、充分お気をつけてください。
続きを表示
今月の話題…2月3日が不眠の日だそうです。日付は「ふ2み3ん」という語呂合わせからきています。厚労省調査によると、日本人の成人の20%が慢性的な不眠を訴えているそうです。このため、某製薬会社が不眠の改善について適切な情報を発信しようと、2月3日を不眠の日と制定したそうです。
さて、快適な眠りを妨げる要因にはいくつかあります。
まず、睡眠の環境が大切で、体に負担がかからないベッド、布団やシーツは清潔であることが必要です。
PCやスマホのブルーライトが睡眠に悪影響を与えることは証明されており、寝る前の90分は使用を控え、その間の部屋の灯りも少し抑えて、いざ眠る際には照明はOFF、心身ともに睡眠モードにすること。室温、湿度も適度に保つのも必須です。
寝る前にコーヒーや紅茶を飲むと、カフェインの利尿作用で夜中のトイレ覚醒が増え、寝酒でぐっすりという人もいますが、アルコールはレム睡眠を妨げる場合が多いとのことです。私の場合、アルコールはほとんど飲まないのですが、紅茶を飲むとぐっすり眠れる気がします。
真面目な人ほどストレスを感じやすく、不眠症になるケースが多いとのことです。 人間は睡眠中に、脳の下垂体から成長モルモンを分泌し、このホルモンはタンパク質や糖、骨などの代謝、免疫、細胞修復などの機能を果たしています。
睡眠によって脳のメンテナンスをしているので、頻繁な徹夜はこのメンテを放棄するために、脳の損傷につながる恐れも指摘され、アルツハイマー発症の確率も高くなると言われています。
最後に、学生時代とかは、徹夜の勉強とかは当たり前といった生活をしていて、徹夜明けでも元気に遊び歩いたものですが、さすがに現在は徹夜などしたものなら翌日は一日ボーっとなって日常生活に大変支障が出てしまいます。
これから実行してみたいことがあります。土日は8時で平日は6時と一定ではない不規則な起床時間をとると体内リズムが乱れて睡眠の質が低下します。起床時間はできるだけ一定にするのが質の良い睡眠を取るためには望ましいと言われています。今週末から実行していきたいと思っています。
睡眠は大事ですね、起床時間や、枕を変えたり、飲み物を変えたり試行錯誤をしながら質の高い眠りを実現したいものです。
思いやりとは(小倉)
二月になり立春を迎えましたが、まだ寒い日が続いています。先日、石破首相が「楽しい日本」と発言をしていましたが、楽しいに越したことはありませんが、今の状況では安心安全を感じ今日より明日が良くならないとその気にはなれないのが現状です。
続きを表示
話は変わりますが、最近思うことで、優しさと思いやりは似ているようで違うなと思うことがあります。
優しい人…優しさを与えることが出来るが、時にそれは相手が求めていなかったりする。
思いやりのある人…相手の立場にたって考え、求められている優しさを与える。
優しさより思いやりは、奥が深く、他人の気持ちを理解し、相手の立場や状況に配慮する心の持ち方なので、相手に伝わらないと難しいのかもしれません。
優しいけれど思いやりがないと思われるのは、もったいないですし、自分も気をつけなくてはいけないと思います。
あらためて、思いやりとは相手の様子を観察し、相手の気持ちになって気遣いが出来る人です。相手の心情を自分のことのように思い、寄り添って物事を考えるので、相手の意見や要望も尊重出来ます。真の優しさを持っている人は、損得勘定を持たないので見返りしません。
私は、どんな身近な間柄でも、思いやりの継続は、感謝の心と共感を持ち、忍耐力を養うことではないかと思います。100%完璧な人はいません。時には、何って思うこともありますが、いつまでも引きずらず嫌なことは忘れるようにしています。
余裕がなくなると自分のことでいっぱいになってしまいますが、そんな時こそ一日一善を意識して、「ありがとう」といわれるような過ごし方をして、出来ない時は、心のバロメーターが崩れてるこを反省しながら、その場の優しさだけではなく、行動にあらわして、思いやりの心を身につけていきたいです。
香りで感じる春の訪れ(手塚)
2月になりました。1年で一番寒いのではと思うほど厳しい冷え込み。一方で、暦上では春となる「立春」を迎え、春の訪れをいち早く感じることができるのも2月ではないでしょうか。
続きを表示
この時期、ふとした瞬間に感じる濃厚な花の香り。可愛らしい梅の花が咲いていました。梅の花は香りが強いのが特徴です。梅の香りの主成分は、杏仁やアーモンドに含まれる香りと同じ”ベンズアルデヒド”、ジャスミンのような”ベンゼルアセテート”が含まれています。
そんな梅の花の花言葉は「上品」。
寒風が吹く中、凛と咲き誇る姿から付けられた花言葉だそうです。
気が付けば、寒さで背中が丸まりがちですが、梅の花の様に背筋を伸ばして凛としたいものです。
近県には梅の名所がありますのでちょっと案内させていただきます。
偕楽園
金沢の兼六園、岡山の後楽園とともに、日本三名園のひとつに数えられる庭園で、水戸の梅まつりのメイン会場です。広大な園内には約100品種3,000本の多様な梅が植えられており、早咲き・中咲き・遅咲きと、長い期間に渡って梅をお楽しみいただけます。
偕楽園は「陰と陽」の世界観を意識して造園されたといわれています。「陰の世界」の入口である好文亭表門から入園し、静謐なる孟宗竹林、清らかな水が湧く吐玉泉を抜けて、梅林が広がる「陽の世界」に至るルートを辿れば、「陰と陽」という偕楽園の造園意図を堪能できることでしょう。
もし機会がありましたら梅の名所を訪れて見ては如何ですか。
石川税務会計事務所 機関誌「SUN・fe」より
職員一筆 過年度分

お問い合わせ
弊社へのご依頼、ご質問・ご相談等
お気軽にお問い合わせください